Twitterは、「Ticketed Spaces(チケット制スペース)」の機能を米国で今後数週間で立ち上げられるよう準備を進めているようだ。同社が米国時間5月21日に明らかにしたと報じられている。チケット制スペースの機能が提供されれば、Twitterで有料ライブの配信が可能になる。
Twitterの音声チャット機能「Spaces(スペース)」は5月に入り、正式にリリースされた。高い人気を集めているソーシャルオーディオアプリ「Clubhouse」に対抗するサービスだ。ユーザーが仮想的な部屋に集まって、会話を聞いたり参加したりすることができる。スペースは、600人以上のフォロワーを持つアカウントでホストできる。Twitterはその際、Ticketed Spacesに取り組んでいることも明らかにしていた。ホストがチケットの価格や販売数を設定し、より独占的なイベントを開催することができる。
Twitterの広報担当者は、まず小規模なテストグループを対象に、まもなくTicketed Spacesをスタートさせる計画だと述べた。Ticketed Spacesをホストしたい場合、1000人以上のフォロワー数を持ち、過去30日間にスペースを3回ホストしている必要があると報じられている。また、18歳以上でなければならない。チケットの収益からAppleの「App Store」やGoogleの「Play Store」の手数料を差し引いた金額の20%を手数料として徴収するとTwitterは述べているという。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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