Twitterは米国時間5月20日、「認証済みアカウント」の申請プロセスを再開すると発表した。同日から数週間かけて展開していく。
Twitterは2017年、ユーザーのプロフィールの横に表示される青いバッジの意味について混乱が生じる中で、認証の申請受け付けを一時停止した。このバッジをステータスシンボルとみなす人や、Twitterがそのアカウントを支持していることの証と考えたりする人が現れたが、それは同社の意図するところではなかった。
認証バッジは非常にまれだ。認証済みアカウントは約36万件で、Twitterの収益化可能なデイリーアクティブユーザー(mDAU)である1億9900万人のわずか0.2%にすぎない。
バッジを付与されるには、アカウントが「信頼に値するものであり、なおかつ著名でアクティブである」必要がある。そうしたアカウントとしては、政府関係者、著名ブランドの代表者、報道機関やジャーナリスト、活動家、著名人、アスリートなどのものが挙げられる。2021年後半には、学識者、科学者、宗教指導者なども認証対象にすることが検討されている。
アカウントを認証対象とするには、プロフィールの名前とプロフィール画像を表示し、確認済みのメールアドレスまたは電話番号を登録する必要がある。また、そのアカウントに過去6カ月以内にログインしている必要がある。フォロワーアカウントもTwitterの判断材料になる可能性があるが、Twitterが考慮する情報はそれだけではない。詳しい条件はTwitterのウェブサイトに掲載されている。
すべてのアカウントに青い認証バッジが付与されるわけではない。ペットや架空のキャラクターのアカウントは認証の対象外だ。Twitterのプラットフォームの操作とスパムに関するポリシーに違反したアカウントも対象にはならない。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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