Spotifyのユーザーで、「Apple Watch」を利用していれば、まもなく「iPhone」を使わずSpotifyを聴くことが可能になる。音楽ストリーミングサービスのSpotifyは米国時間5月21日、Apple Watchにプレイリストやアルバム、ポッドキャストをダウンロードしてオフラインで再生する機能を提供開始したと発表した。例えば、ランニング中にiPhoneを携帯せず、音楽を聴くことができるようになる。Apple Watchはワイヤレスヘッドホンを介して音楽をストリーミングする。
この新機能を利用するには、「Apple Watch Series 3」以降で、「watchOS 6.0」以降(「watchOS 7.1」以降推奨)を搭載する必要がある。「Spotify Premium」のアカウントも必要だ。Premiumのプランには、1つのアカウントで月額9.99ドル(日本では980円)の「Standard」、2つのアカウントで月額12.99ドル(1280円)の「Duo」、最大6つのアカウントが利用できる月額15.99ドル(1580円)の「Family」のほか、月額4.99ドル(480円)の「Student」がある。
Apple Watchにプレイリストを転送するには、iPhoneで最新のSpotifyアプリを起動し、対象のプレイリストに移動する。プレイリストの上部にある「…」をタップし、「Apple Watchにダウンロード」を選択する。この新しいオフライン機能は世界中で今後数週間のうちに段階的に提供される。
Spotifyによると、この機能の最初のバージョンは96Kbps(Spotifyは「標準」音質としている)でストリーミングする。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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