Spotifyは、同社の提供している音楽ストリーミング配信アプリのAndroid版とiOS版に、ポッドキャスト用の自動文字起こし機能を追加すると発表した。
この機能を使うと、ポッドキャストで配信された音声データが、自動的にテキスト化される。音声付きでも音声なしでも、スマートフォンのアプリ上でポッドキャストの内容を読めるのだ。これにより、聴覚障害者もポッドキャストを楽しめるようになる。
生成されたテキストは、画面上でスクロールして表示位置を変えることが可能。特定の段落をタップすると、その場所から音声を再生することもできる。これは、耳の聞こえる人にとっても便利だろう。
自動文字起こし機能は、現在ベータ版。一部のSpotify限定ポッドキャストでのみ利用可能。今後、Spotifyで配信しているすべてのポッドキャストで使えるようにする。
なお、この自動文字起こし機能はアクセシビリティ向上策の一環。Spotifyは同機能を追加するとともに、ボタンの色や文字のサイズなどを変え、目に障害のある人にも使いやすくする改良を施した。
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