Googleは米国時間5月19日、RSSフィードを購読しているウェブサイトの最新コンテンツを入手できる仕組みを、「Chrome」の実験的な新機能としてテストすることを、Chromium Blogで明らかにした。「Android」版「Chrome Canary」を利用する一部の米国ユーザーが対象となる。
これはChromeに設けられたRSS機能を持つ「Follow」ボタンをタップすることで、サイトの規模の大小を問わず、好きなサイトの最新情報が入手できるというものだ。フォローしているサイトが新たなコンテンツを公開すると、新しいタブを開いた際にタブに新たに設けられた「Following」セクションに、更新された情報が表示される。
この新機能は、Googleが2013年に廃止した、さまざまなパブリッシャーのフィードの購読や閲覧が可能だったRSSサービス「Google Reader」に似ていると思う人もいるだろう。RSSによる最新情報の追跡が、主流になるほどの人気を獲得したことはなかったが、Followボタンという形でChromeに組み込まれることで人気が再燃する可能性はある。
Googleは今後、ウェブパブリッシャーに対してさらなる情報を提供しながら、この機能をテストし、より範囲を広げてChromeで提供するかどうかを判断するとしている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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