下の動画に映っている体操のSimone Biles選手など、アスリートのARが表示されるようになり、裏庭など好きな場所で各選手の技を見ることができる。
AIのアップデートに関する詳しい最新情報が明らかにされた。例えば、「Googleレンズ」はより有益な情報を提供できるようになる。われわれが確認できた事例では、ある科学の問題の写真を撮影すると、別の言語の学習リソースが提示された。
新しいパスワードツールには、他のアプリケーションからパスワードをインポートするツール、「Chrome」とAndroidの統合の強化、パスワードの侵害を警告するパスワードアラート、漏えいしたパスワードを1タップで変更できるChromeの機能が含まれる。
最近の検索履歴を素早く削除する機能や、Googleマップの位置情報の履歴を素早くオフにする機能、Googleフォトのフォルダーをロックする機能など、さまざまなアプリに新しいプライバシーコントロールが追加されている。
映画「アントマン」に出演している俳優のMichael PenaさんがGoogleの近未来的な量子コンピューター研究施設を訪問した。この施設では、Penaさんが言うところの画家「Bob Ross氏によって描かれた愛の毛布」に包まれた量子コンピューターが、極低温環境に設置されている。エラー訂正が可能な量子コンピューターを作ることが次の目標だ。Googleは、大規模なビジネス計算に利用できる本物の量子コンピューターを2029年までに完成させたいと考えている。
新しい「TPU v4」では、Podと呼ばれるシステム1つあたりに4096個のチップが搭載され、1つのTPU内に数十のPodが存在する。現在利用可能な相互接続帯域幅の10倍、つまり1エクサフロップの性能を実現する。Googleによると、データセンターの脱炭素率は90%か、またはそれに近いという。
新しい言語モデルである「LaMDA」(Language Model for Dialogue Applications:対話アプリケーション用の言語モデル)は、対象に関する知識を応用して、より自然な会話だけでなく、より文脈に即した結果や提案、回答も提供する。倫理的な問題もあるため、現時点ではベータ版だが、このインフラストラクチャーはすべてのGoogle製品に普及する。
AIの能力向上により、自然言語クエリに対する検索結果の品質も向上する。嬉しいことだ。
「Google Workspace」の新たな体験「smart canvas」では、AIの使用を拡大することで、言語の提案や、「Google Meet」との連携によるアイデア共有を実現する(「Googleドキュメント」「Googleスプレッドシート」「Googleスライド」から直接Google Meetにコンテンツを共有できる)。
Google Meetには、2021年中にコンパニオンモードが追加される。AIを使用して、顔が一番よく見えるようにカメラビューが自動的にズームされるほか、カスタムビューも提供されるようになる。
また、Google Meetは、エンタープライズユーザーだけでなく、すべてのユーザーが利用できるようになる。
より燃料効率の高い経路を選択する環境に優しい機能や、道路、天候、および交通状況に基づいて、より安全な経路を選択する機能が新たに追加された。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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