ソフトバンクとOneWebは、衛星コンステレーションによる通信サービスを世界各地で提供するため、事業開発で協業すると発表した。
OneWebは、低い高度で地球を周回する地球低軌道(LEO)人工衛星を多数打ち上げ、それらを連携させる衛星コンステレーションにより、地球全域への高速インターネット接続サービス提供を目指す企業。資金調達でつまずいたため米連邦破産法11条(チャプター11)で再建を図っていたところ、ソフトバンクグループなどからの出資を受け入れ、事業を継続している。
両社は、ソフトバンクの通信サービスやDXソリューションと、OneWebのLEOを連携させ、日本を含む世界各地で衛星通信サービスを提供する計画。通信技術と商品の開発、必要な許認可の取得、地上局の構築などに、共同で取り組む。
OneWebの衛星コンステレーションは、最終的に648基構成となる。現時点で、182基の打ち上げを完了。2021年末までに、北緯50度以上の地域を対象とする商用サービスを始める予定。全世界でのサービス開始時期は、2022年としている。
OneWebの紹介ビデオ(出典:OneWeb/YouTube)
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