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2020年の世界半導体市場、供給不足でも10.8%増の50兆円規模--PCや5Gなどで続く成長

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 IDCは、世界半導体市場に関する調査結果を発表した。2020年の売上高は4640億ドル(約50兆6224億円)で、半導体の供給不足であったにもかかわらず前年比10.8%増となった。今後も半導体不足は続くが需要も高く、2021年は5220億ドル(約56兆9502億円)、同12.5%増と見込む。

 2020年の世界経済は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックにブレーキをかけられてしまった。ただし、ロックダウンやリモートワーク、家庭学習といったパンデミック対策、消費行動変化などの影響は、業種によって大きく異なり、半導体の売上高を大きく伸ばした分野もある。

 たとえば、PCやサーバーを含むコンピューティングシステム向け半導体市場は、2020年の売上高が1600億ドル(約17兆4560億円)で前年比17.3%増。ほかにも、高価な5G対応半導体の求められた携帯電話向け半導体市場(同9.1%増)、ゲーム機やタブレット、ワイヤレス対応ヘッドホン、スマートウォッチ、映像ストリーミングサービス用デバイスなどの好調にけん引された消費者向け半導体市場(同7.7%増)が成長した。

 半導体の供給は2021年も厳しい状況が続くが、半導体業界は生産能力の拡大などに対して投資を実行するため、改善に向かうという。そして、クラウド技術やデータとサービスに対する需要は変わらず存在し、全世界で半導体の売上げは増えるとみる。特に、消費者、コンピューティング、5G、自動車の分野で半導体が求められるという。

 IDCは、2021年における各分野向け半導体の対2020年成長率などを、以下のように予測した。

  • コンピューティングシステム:7.7%増(1730億ドル、約18兆8743億円)
  • 携帯電話:23.3%増(1470億ドル、約16兆377億円)
  • 消費者:8.9%増
  • 自動車:13.6%増

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