Googleは米国時間5月6日、より多くのGoogleアカウントユーザーに2段階認証(2要素認証)の有効化を促す計画を明らかにした。2段階認証とは、フィッシング詐欺やデータ漏えいによる流出から認証情報を保護するための、さらなるセキュリティ階層だ。
5月の第1木曜日(今回は6日)は「世界パスワードの日」で、オンラインアカウントの保護においてパスワードに依存しすぎないように啓発することを主な目的とする日だ。
Googleは同日、適切に設定されているGoogleアカウントのユーザーについて、まもなく2段階認証を自動的に有効化することを明らかにした。
2段階認証における第2の要素は、セキュリティキーであれスマートフォンであれ、ユーザー名とパスワードを所有していても、そのユーザーの端末に物理的にアクセスできなければアカウントにログインできないようにする効果がある。
現在、2段階認証を有効にしているユーザーは、ユーザー名とパスワードでサインインした後に、SMS、通話、またはGoogleアプリによってコードを受信する仕組みになっている。
もう1つの選択肢は、Googleの「Titanセキュリティキー」などのセキュリティキーだ。Googleは、「Android」スマートフォンにも同社のセキュリティキーを組み込んでおり、2020年には「iOS」版の「Google Smart Lock」アプリによって、同じ機能を「iPhone」にも提供した。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス