ユニット2曲目からは、配信においてARによる演出も盛り込まれたステージに。アンティーカによる「純白トロイメライ」では、ステージを絵に見立てたようなARによる額縁などの演出が加わるなか、5人が息のあったパフォーマンスで楽曲が持つストーリー性の高さを表現。アルストロメリアによるバラード曲「Anniversary」では、ARによる光の粒子が紡ぐ幻想的な空間が映し出されたことも相まって、歌声が心を揺さぶるようなステージに。ノクチルの「あの花のように」では、ステージ上の映像パネルやARに打ち上げ花火が映し出され、どこか夏の終わりを感じさせるようなものとなっていた。
ソロ曲のパートでは、名古屋公演とは違うメンバーで1日目と2日目で4人ずつがステージに立ちパフォーマンス。幸村さんによる冬優子のソロ曲「SOS」では、エレクトリックなポップミュージックにのせて、“アイドル冬優子”の姿を存分に表現。丸岡さんによる凛世のソロ曲「常咲の庭」では、歌声にも振りにも丁寧さを感じさせるように、和の情緒としめやかさがある楽曲を披露。黒木さんによる甘奈のソロ曲「Sweet Memories」では、想いを込めて歌っている姿が印象的なものに。そして土屋さんによる円香のソロ曲「夢見鳥」では映像パネルに映し出された夕焼けを背に、バラード曲を歌声を響かせながら披露した。
2日目では、涼本さんによる夏葉の「Damascus Cocktail」では、フラメンコを想起させる楽曲と振り付けで披露したのを皮切りに、岡咲さんによる雛菜の「あおぞらサイダー」ではキュートな歌声と振り付けで“雛菜ワールド”と呼べるようなステージを作り上げていた。成海さんによる結華の「プラスチック・アンブレラ」では、傘を手に繊細な心情を表現するようなパフォーマンスを披露。そして関根さんによる真乃の「ありったけの輝きで」は、曲に合わせて豊かな表情を見せつつ、終始笑顔で歌い、真乃が持つ輝きが伝わるものとなっていた。またこの日は真乃の誕生日ということもあり、後のトークではお祝いの言葉を送り、この日にソロ曲が披露できたことの喜びを語っていた。
ユニットパートに戻り、ストレイライトによる「Destined Rival」では、ステージ上のキューブとARでのキューブの演出があいまった、よりスタイリッシュな空間を表現。放課後クライマックスガールズによる「学祭革命夜明け前」では、ARによるバルーンやコールの文字など、歌だけではとどまらいない演出で“学祭”のにぎやかさを伝えていた。そしてイルミネーションスターズによる「Happy Funny Lucky」では、映像パネルやARでも3色に彩られた星が飛び交うなか、ユニットが持つきらめきを届けるように歌っていた。
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