Facebookのコンテンツ監督委員会は米国時間4月13日、ユーザーがFacebookやInstagramから削除してほしいコンテンツについて要請できるようになると発表した。これまで、Facebookが削除したコンテンツを復旧させたい場合のみ委員会に要請することができた。
監視委員会によると、この新オプションは13日から順次リリースされ、「今後数週間で」全ユーザーが利用できるようになる。Facebookによる審査プロセスを経て、Facebookがコンテンツを残しておくと判断した場合、ユーザーは監視委員会に異議を申し立てることができる。ただし、すべての要請が審査されるわけではなく、委員会が扱うべきケースを選択するようだ。
この独立した監督委員会は2020年、Facebookにとって判断が非常に難しいコンテンツに関して最終的に結論を出すために設置された。これまでに、ヘイトスピーチや暴力の扇動など争点の多いトピックに関わるケースで、Facebookによるモデレーション上の判断の一部を委員会が覆した。1月6日の連邦議会議事堂襲撃事件を受け、Donald Trump前大統領の投稿を無期限で禁止しているFacebookの判断についても、監督委員会が審査しているとされていた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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