大きな期待を集めるAppleの「iPad」ラインアップの刷新は、波乱に直面するかもしれない。Bloombergによると、「iPad Pro」向けの新しいディスプレイ技術に影響する生産上の問題から、発売時にデバイスが品薄になる恐れがあるという。
Appleは、新型iPad Proをまもなく発売するとみられるが、最新デバイスの入手には困難が伴うかもしれない。このタブレットの最新版発売までiPadの購入や機種変更を待っている人は、頭に入れておきたい情報だ。
Appleは、大型の12.9インチ版新型iPad ProでミニLEDディスプレイ技術を採用すると予想されるが、製造の歩留まりの問題に直面しているという。Bloombergが関係筋の話として伝えている。ミニLEDメーカーの1社は、生産停止に追い込まれたという。米CNETはAppleにコメントを求めたが、回答は得られていない。
ミニLED技術は、輝度やコントラスト比を向上させると考えられており、12.9インチ型のiPad Proにのみ搭載されるとみられる。11インチのモデルはこの新技術を搭載しないため、大型モデルに比べて発売当初の出荷台数が多くなるか、出荷時期が早まる可能性がある。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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