Facebook傘下のInstagramは米国時間3月1日、これまでよりも多くのユーザーにライブ動画を配信できる新しいツール「Live Rooms」を発表した。
Live Roomsでは、自分を除いて最大3人のユーザーにInstagramでライブ動画を配信できる。これまでは、1対1のライブ配信しかできなかった。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、ライブ動画は、日々のワークアウトやコンサートなどの集まりを配信するために利用されている。そのため、ソーシャルネットワーク各社がこの機能に力を入れようとするのは当然だ。Zoomなどのビデオ会議アプリに対抗し、2020年には「Facebook Messenger」でも「Rooms」の機能がリリースされている。
Live Roomを開始するには、左方向にスワイプして、「Live」カメラオプションを選択する。タイトルを追加してから「Rooms」アイコンをタップし、ゲストを追加する。Instagramのユーザーは、他のユーザーと一緒にライブを行いたいとリクエストすることができる。ホストのユーザーは、ゲストを検索して追加することも可能だ。
ソーシャルネットワーク各社は、クリエイターがファンから収益を得られるようにする新しい手段も検討している。Instagramライブの視聴者は、配信者の「バッジ」を購入することが可能で、配信者はチップを稼ぐことができる。クリエイターは、ライブ配信中にInstagramのショッピング機能を使って商品を販売したり、ライブの資金集めの機能を利用することもできる。
Instagramは、世界の全ユーザーが今後数週間のうちにLive Roomsを利用できるようになるとしている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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