Facebook、Instagram、TikTok、Twitterは米国時間2月4日、盗まれたユーザー名や電話番号を売買するフォーラム「OGUsers」を調査した結果に基づき、数百件のアカウントを削除した。
Krebs on Securityが報じているように、これらのプラットフォームは、OGUsersのアカウント窃盗組織の中心的なメンバーについて協力して調査し、その結果に基づいてアカウントを削除した。誰もが欲しがる短いユーザー名は数千ドルもの価格で転売できるとされており、そうしたユーザー名はハッキング、ゆすり、さらにはセクストーションなどによって奪われたものだという。
Instagramを傘下に置くFacebookは米CNETに対し、調査結果を受けて数百件のアカウントを削除することにしたと述べた。
「当社は今日、OGUsersフォーラムのメンバーとつながりのある数百件のアカウントを削除している」とFacebookの広報担当者は述べ、「それらはInstagramコミュニティーを攻撃し、ゆすり、危害を加えており、当社はそれらがInstagramのユーザー名によって利益を上げにくくするために、引き続きできる限りのことをしていく」とした。
Twitterの広報担当者は米CNETに対し、同社の「プラットフォームの操作とスパムに関するポリシー」に従って、OGUsersネットワークに含まれていた「多数のアカウント」を停止したと述べた。「この調査は、Facebookと連携して実施した」という。
TikTokはコメントの依頼にすぐには応じなかったが、Krebs on Securityに対しては、OGUusersのメンバーとつながりのあるアカウントに対処し、不正に利用されていた多数のアカウントを本来の持ち主に返したことを明らかにした。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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