Appleが「Chrome」向けの新しい拡張機能「iCloudパスワード」を公開した。「Windows 10」ユーザーがChromeブラウザで作成したパスワードを、Appleのパスワードマネージャー「iCloudキーチェーン」に保存できるようにするものだ。
この拡張機能は、「iPhone」「iPad」を所有しているが、「macOS」搭載デバイスおよび「Safari」ブラウザーではなく、Windows 10搭載PCでChromeを利用しているユーザーに向けたものだ。
iCloudキーチェーンは、Safariで入力したユーザー名とパスワード、クレジットカード情報、Wi-Fiパスワードなどを記憶してくれる機能だ。iPhoneやユーザーで「Mac」を所有し、Safariを使って複数デバイスのパスワードを管理している人なら問題ないが、今回の拡張機能は、iPhoneやiPadを所有しているがWindows 10搭載PCを利用しているユーザーに対応するものとなっている。
Appleは「chromeウェブストア」における同拡張機能のページで、「iCloudパスワードは、Windowsユーザ向けのChrome拡張機能です。Windows PCのChromeでWebサイトにアクセスするときに、iPhone、iPad、またはMacで作成したものと同じ強力なSafariのパスワードを使用できます」と説明している。
また、Chromeで作成した新しいパスワードをiCloudキーチェーンに保存し、同じ「Apple ID」アカウントでログインしているすべてのAppleデバイスで利用できるという。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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