三井住友カードは2月1日、カード券面からカード番号・有効期限・セキュリティコードの表記をなくした「ナンバーレスカード」の発行を開始すると発表した。
ナンバーレスカードは、カード券面からカード情報の表記をなくすことで、カード情報表記をなくすことで、盗み見などを防ぐことができるのが特徴。ネットショッピングでカード情報を入力する際は、「Vpass」アプリから確認できる。発行ブランドはVisaとMastercardで、Visaのタッチ決済・Mastercardコンタクトレスを標準搭載する。年会費は永年無料。
また、ポイントサービスとして、通常のポイント還元率0.5%に加え、一部コンビニなどでポイントが追加で付与される。例えば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルドでVisaのタッチ決済を利用した場合、加算ポイント還元率は、「ナンバーレスカード対象店舗での利用」(最大2.0%)+「Visaのタッチ決済利用」(最大2.5%)+「通常還元率」(0.5%)で、最大5%還元が受けられるという。
これに加え、新規加入したユーザーを対象に「最大11,000円相当プレゼントキャンペーン」を実施する。これは、4月30日までの期間中、新規入会すると「Vポイントギフト1000円分」を付与するのに加え、入会月の2カ月後末までに利用することで、決済額の20%(最大1万円相当のVポイント)を付与する。対象カードは、ナンバーレスカードだけでなく、三井住友カードやデビュープラス、プライムゴールド、ゴールド、プラチナなども対象となる。
さらに、SMBCグループの共通ポイントサービス「Vポイント」やクレジットカードなどで残高チャージし、店舗・インターネットの買物ができる「Vポイント」アプリの提供も開始する。
Vポイントアプリは、アプリ内にVisaのバーチャルプリペイドカードを発行し、Vポイントやクレジットカード、銀行口座などからチャージした残高で、Apple Pay(iD加盟店で利用可)または、Google Pay(Visaのタッチ決済加盟店で利用可)で支払いできるアプリ。Visaに対応しているネットショッピングでも利用可能。
VpassやSMBCダイレクトと連携し、保有するVポイントをVポイントアプリに表示できるほか、クレジットカードの利用などで貯めたVポイントを、残高チャージして支払いに利用(1ポイント=1円)することもできる。さらに、SMBCグループなどの各種インセンティブとして提供しているギフトコード「Vポイントギフト」からの残高チャージにも対応する。
利用対象に指定はなく、誰でも申し込み可能。Vポイント残高の有効期限は、5年(未利用時更新停止あり)、残高上限は30万円となる。ただし、申込みから本人確認が完了するまでは、申込み直後の場合で3万円(Vポイントギフトのみチャージ可能)、お申込みから約2〜3日後以降から本人確認前までは5万円までの上限がある。なお、本人確認は、ポラリファイが提供するオンライン本人確認サービス「Polarify eKYC」を採用している。
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