Googleの従業員らは米国時間1月25日、国際的な労働組合連合を設立し、労働組合結成の取り組みを世界規模に拡大した。The Vergeが先に報じたように、Googleの親会社であるAlphabetにちなんで名づけられたAlpha Globalには、10カ国の13の労働組合が参加している。
1月に入り、GoogleとAlphabetの200人を超える米国従業員が「Alphabet Workers Union」という新しい労働組合を結成した。「Don't Be Evil(邪悪になるな)」というGoogle の当初のモットーを推進したいと、従業員らは述べていた。今回の国際的な連合も、その精神を共有している。
「不平等が社会を分断し、企業がかつてないほどの影響力を蓄えているこの世の中において、われわれが労働組合を通じて自らの力を取り戻すことはかつてなく重要だ」と、GoogleのソフトウェアエンジニアであるParul Koul氏は声明で述べた。「Alphabetのような企業は、その従業員の声に耳を傾け、交渉する意志さえあれば、莫大な好影響を世界に与える可能性がある」(Koul氏)
Googleは電子メールで、「支援し報いる職場の構築に向けて、いつも懸命に取り組んでいる」とコメントした。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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