Apple初の仮想現実(VR)ヘッドセットは、高性能プロセッサー、高解像度ディスプレイ、ファンを搭載し、かなり高価なものになると報じられている。このVRヘッドセットはニッチな製品となる見込みで、競合他社が提供する300~900ドルのヘッドセットよりも「はるかに高額」になる可能性があると、Bloombergが米国時間1月21日に伝えた。
Appleはかなり以前から、VR製品を発売すると予想されてきた。厚みのあるゴーグルを装着すると、デジタル的に作成された世界に瞬間移動できるというものだ。Appleは2020年5月に、スポーツの試合をVR配信するNextVRを買収した。この買収は、同社がVRヘッドセットを発表する日が近づいていることを、またしても示唆する動きだった。AppleがVRヘッドセットを発表すれば、それは同社にとって、2014年の「Apple Watch」以来の主要な新製品カテゴリーとなる。
Bloombergによると、AppleのVRヘッドセットのプロトタイプには、一部の拡張現実(AR)機能に対応するための外部カメラが含まれている。ARとは、コンピューターで生成された画像を現実世界に重ね合わせる技術のことだ。この製品が実現すれば、より主流の製品となるARメガネの礎石となる可能性があるという。
Appleは、このVRヘッドセットを早ければ2022年に発売する計画だとされている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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