Twitterは米国時間12月15日、ライブ動画配信サービス「Periscope」を2021年3月に終了することを明らかにした。同社によると、利用が減る一方でコストが増加したため、サービスを維持できなくなったという。ただし、Periscopeの機能の多くはTwitterに組み込まれてきた。
今回の動きは、Twitterが動画共有サービスを買収した後に終了する最新の事例だ。ネットユーザーが抗議活動やイベント、演説のライブ動画を共有するようになり、「Meerkat」「Facebook Live」などの類似サービスが人気を博してからほどなく、Twitterは2015年にPeriscopeを買収した。その後、ライブ配信など複数の機能がTwitterのメインアプリに組み込まれた。
Twitterはまた、短尺動画の共有アプリ「Vine」も買収後に終了した。このアプリは新しい世代のネットエンターテイナーたちから注目を集めていた。Twitterは2012年にVineを買収した後、同じように利用が減ったとして2017年に終了させた。ただし、短尺動画の人気が下火になったわけではない。後発のTikTokは、インターネットの世界で短尺動画の寵児となり、米国で獲得したユーザーは1億人を超えた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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