「Apple Watch」の次期モデルであるApple Watch Series 10には、現行モデルよりも大きな画面が搭載される可能性が高い。これは、BloombergのMark Gurman記者がニュースレター「Power On」で報じたもので、AppleがApple Watchの10周年記念にさまざまな改良をもたらそうとしていることを示唆している。
Apple Watchは2014年に初代モデルが発表され、2015年4月に発売された。それ以来、スマートウォッチ市場の約31%を占める人気ウェアラブルデバイスとなった。
ただし、Appleが次期シリーズを記念モデルとするか、2025年まで待つかは不明だと、Gurman氏は述べた。秋には、より大きな画面を備え薄型化したApple Watchが登場する見込みだが、血圧や睡眠時無呼吸症候群の検出などの健康関連機能は後ろ倒しになる可能性があるという。「昨年、これらの機能の開発を進めてから、Appleはいくつかの深刻な問題に直面していると聞いた」とGurman氏は述べている。
また、Apple WatchのSeries 10および次期Ultraモデルは新しいチップを搭載する見込みだが、「Apple Intelligence」機能の搭載は期待できないという。Apple Watchは、2024年内にApple Intelligenceが提供される予定のデバイスに含まれていないためだ。
Gurman氏は、価格を抑えた「Apple Watch SE」の新バージョンも登場する可能性があるとしている。
さらに、Apple Intelligenceによる「Siri」の新機能の一部は、秋のリリースには間に合わない可能性が高いとした。
Appleはコメントの依頼に即座に回答しなかった。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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