Arm版「Windows 10」、新プレビューでx64エミュレーションに対応

Mary Jo Foley (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 中村智恵子 吉武稔夫 (ガリレオ)2020年12月14日 12時11分
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 Microsoftは米国時間12月10日、2種類の「Windows 10」プレビュービルドを公開した。Dev Channelで公開されたビルド「21277」はRS_PRERELEASEブランチのもので、約束されていたとおり、Armプロセッサーでx64エミュレーションが利用できる。ビルド「20277」はFE_RELEASEブランチ(Ironブランチ)のもので、これもDev Channelテスターに公開されている。

Windows 10 PC
提供:Microsoft

 RS_PRERELEASEビルド21277は、やがて「Cobalt」ブランチと呼ばれることになる見込みだが、これには、Microsoftが以前テストしていたものの10月末に削除した機能が含まれている。絵文字ピッカー、デザインを改良したタッチキーボード、音声入力、テーマに応じたスプラッシュスクリーンなどだ。そのほか、先ほど述べたように、Armプロセッサーのx64エミュレーションが加わった。

 最近のDev Channelでのリリースは、特定の機能アップデートと関連付けられていない。詳しく言うと、MicrosoftはPRERELEASEビルドに実装された機能のうち、一部またはすべてを「21H1」「21H2」やそれに続くWindows 10の機能アップデートに実装するかもしれないし、どれも実装しない可能性もある。

 今のところ、「Windows on Arm」(WoA)ではARM64版を含むArmアプリケーションをネイティブでサポートしている。これまでのところ、エミュレーション動作に対応できるのは32-bitのx86アプリだけだ。x64エミュレーションに対応していないため、WoAデバイスで利用できるアプリケーションの数は限られていた。64ビット版アプリケーションがWoAデバイスで利用できるのは、開発者がネイティブ版を作成した場合だけだったからだ。今回のビルドによって、x64 Armアプリケーションがエミュレーションで利用できるようになる。

 Insider登録者はRS_PRERELEASEブランチのプレビュービルドに飛びつく前に注意事項をきちんと読んでおくべきだ。これらのビルドは現在「希望者」へのオプションアップデートととして提供されており、Insider登録者は自ら選んでインストールする必要がある。いったんRS_PRERELEASEビルドをインストールしたら、今後はそのビルドでアップデートされていく。

 これを望まない場合は、「ホリデーシーズン後のいずれかの時点で」Microsoftが全てのInsider登録者をDev ChannelのRS_PRERELEASEビルドに移行させるまで、自動的にIronブランチからビルドを受け取るようにしておけばよい。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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