Googleは米国時間12月10日、世界中で始まりつつある新型コロナウイルスのワクチン接種について、偽情報に騙されないよう支援するためのパネルを検索結果に表示すると発表した。まず英国で開始する。
この新しいパネルは、新型コロナウイルスのワクチンについて検索した場合に表示される。英国では先週、PfizerとBioNTechが共同開発した新型コロナウイルスワクチンが承認され、国民への接種が始まった。Googleは各国政府によるワクチンの承認に伴い、この機能の提供地域を拡大していく計画だ。
「ユーザーの現在地における承認済みワクチンのリストや、個々のワクチンに関する情報パネルを表示する」と、Google Health担当最高ヘルス責任者のKaren DeSalvo博士と、Trust & Safety担当バイスプレジデントのKristie Canegallo氏は述べた。
Facebookも先週、新型コロナウイルスワクチンに関する偽情報を防止するための取り組みを発表している。「FacebookとInstagram上で、公衆衛生の専門家らによって虚偽であることが証明された、ワクチンに関する誤った主張を削除」する取り組みを、数週間のうちに開始するとした。
Facebookは、「ワクチンの安全性、有効性、成分、副作用」に関する虚偽の主張を削除対象とする。新型コロナウイルスのワクチンに、マイクロチップや、正式な成分表に記載されていない成分が含まれているとする誤った主張に加え、ワクチンをめぐる陰謀論などを削除するという。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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