Salesforceは米国時間12月1日、メッセージングプラットフォームのSlackを277億ドル(約2兆8900億円)で買収すると発表した。Slackは「あらゆる『Salesforce Cloud』に深く統合される」という。買収手続きが完了すると、SlackはSalesforceの事業部門になるが、最高経営責任者(CEO)のStewart Butterfield氏は引き続きSlackを率いる。
SalesforceのCEO、Marc Benioff氏は、「SalesforceとSlackはエンタープライズソフトウェアの未来を形作るとともに、全てがデジタルになりどこからでも仕事ができる世界で、人々の働き方を変革していく」と述べた。
両社は、「SalesforceとSlackは企業に対し、事業のための信頼できる情報源と、従業員、顧客、パートナーが相互につながるプラットフォーム、さらに日常的に利用するアプリを、各社の既存のワークフローの中で提供する」としている。
買収手続きは、Slackの株主の承認、規制当局の承認などの完了条件を満たした後、Salesforceの2022年会計年度第2四半期(2021年5~7月)に完了する見込みだ。
買収の可能性が先週に報道された後、Slackの株価は30%近く上昇していた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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