組織内コラボ改善サービス「Unipos」、変化をより早く察知できる組織診断機能を公開

 Fringe81(Uniposカンパニー)は11月19日、コラボレーション改善クラウド「Unipos(ユニポス)」において、新たな組織診断機能「組織コンディション事前察知レポート」をオプションとして提供すると発表した。

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 同社によれば、Uniposには、感謝や賞賛の投稿、共感の拍手といった組織内のつながりの履歴が蓄積されている。従業員の状態が良好であることの指針となるこれらのデータを活用し、チームの一体感が強くなる良い兆しや、バラバラになってしまう悪い兆しなど、組織コンディションの変わり目を察知できるという。さらに、Uniposの利用データは日々蓄積されていくため、アンケートの準備や回答の手間をかけずに、組織の健康状態を察知できるとしている。

 同社では、従業員のひとりひとりが、日々感謝や賞賛を送り合っているUniposでは、組織の健康を増進する指針となり、健康経営やウェルビーイングを加速する新しい組織診断が実現できると考え、「組織コンディション事前察知レポート」の提供を開始することにしたという。これまでベータ版として一部の導入企業で検証を実施し、組織改善のための有用性を確認してきたという。

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「組織コンディション事前察知レポート」

 組織コンディション事前察知レポートにより、組織内で起こっている感謝や賞賛のつながりの量や質から、従業員が役職や部署を越えて良好な人間関係を築き、コラボレーションしている状況を察知できるとのこと。投稿数(つながり)と投稿内容の質から、組織のコラボレーション状況を4つ(理想、好調、平常、不調)に大別し、自社のコラボレーション状況を時系列や部署別で比較することで、組織内で起こっているコラボレーションの変化をより早く察知して、組織改善の先手を打てるようになると説明する。

 また、管理職がメンバーに送った投稿回数やメンバーの投稿に対する拍手の割合などから、積極的にメンバーと関わり組織改善をしている管理職を察知。管理職の貢献にスポットライトを当て、モチベーションの向上が期待できるほか、マネジメントノウハウの共有などにも利用できるとしている。加えて、これまで440社以上の組織改善を支援してきた同社のコンサルタントが、組織課題の特定や改善施策の検討をサポートすることで、コラボレーションのきっかけを生み出すとしている。

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