グーグルの親会社Alphabet、59%増益--広告が回復

Natalie Gagliordi (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部2020年10月30日 08時31分

 Googleの親会社Alphabetは、傘下のYouTubeと検索の広告収入が回復したことで、非常に好調な2020年度第3四半期決算(9月30日締め)を発表した。

 Alphabetの純利益は112億ドルで、前年同期の71億ドルから59%増加した。1株あたり利益は16.55ドルだった。希薄化後の1株あたり利益は16.40ドル、売上高は前年同期比14%増の462億ドルだった。アナリストらの平均予測では、売上高428億8000万ドル、1株あたり利益は11.21ドルとされていた。

 通常通り、売上高の大部分を占めたのはGoogleの売上高で、460億1700万ドルだった。Googleの売上高の大部分を占めるのは広告で、同社によると、新型コロナウイルスの感染拡大によって落ち込んだ広告収入は回復しているという。Googleの第3四半期の広告売上高は370億9500万ドルだった。前年同期は337億9600万ドルだった。

 Google検索とその他の広告(YouTubeを除く)の売上高も増加し、263億ドルとなった。YouTube広告の売上高は、第2四半期の38億400万ドルから大きく増加し、50億3700万ドルとなった。

 クラウド部門の売上高は34億4400万ドルで、前年同期の23億7900万ドルから増加した。これには、「Google Cloud Platform(GCP)」と「Google Workspace(旧G Suite)」が含まれる。GCPインフラ製品とデータおよびアナリティクスプラットフォームが、この成長をけん引した。

 ムーンショットに取り組む「Other Bets」部門の売上高は1億7800万ドル、営業損失は11億ドルだった。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]