YouTubeは米国時間10月27日、米大統領選挙直後の混乱を抑える取り組みの一環として、投票日である11月3日から選挙結果に関する情報へのリンクを表示すると発表した。
YouTubeは、親会社のGoogleが検索エンジンで表示する選挙結果特集へのリンクを表示する。GoogleはThe Associated Press(AP)と提携し、選挙結果をリアルタイムで提供する。同社はこうした取り組みを、2020年の予備選や他の過去の選挙の際にも行っていた。
このリンクを含む「インフォメーションパネル」が、選挙に関する動画の下や、選挙に関係したキーワードでの検索結果ページに表示される。インフォメーションパネルには次のような説明文が付く。「結果は確定していない可能性があります。Googleで最新の結果をご覧ください」
この発表は、投票日のちょうど1週間前に行われた。新型コロナウイルスのパンデミックと郵送投票の増加が理由で、票の集計が投票日以降も継続し、結果の確定が遅れると専門家らは予想している。専門家らによると、偽情報の拡散者はこうした遅延を利用して混乱の種をまき、陰謀説を広めようとするという。
Twitterも26日、同様の取り組みを発表した。同社によると、選挙結果の発表の遅れや偽情報の可能性などを伝えるメッセージをアプリに表示して、ユーザーを啓発するという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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