日本の宇宙企業ispaceが6月6日早朝、再び月面着陸へ--YouTubeでライブ配信

 宇宙ベンチャーのispace(東京都中央区)は明日6月6日未明、小型月面着陸船「RESILIENCE(レジリエンス)」による月面着陸を実施する。着陸予定時刻は午前4時17分で、着陸の様子は同日午前3時10分から公式YouTubeチャンネルでライブ配信する。

 現在「RESILIENCE」は、月の上空約100kmを周回する軌道上にあり、6日に月面へ降下を開始。着陸地点は月の北部、北緯60.5度・西経4.6度付近に位置する「氷の海(Mare Frigoris)」中央部だという。

RESILIENCE(レジリエンス)ランダー RESILIENCE(レジリエンス)ランダー
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 当初は午前4時24分の着陸を予定していたが、5月28日に実施した軌道制御を精査した結果、着陸予定時刻を更新した。

 ispaceにとって今回のMission 2は、2023年4月に実施したMission 1の着陸失敗以来の再挑戦となる。成功すれば、日本の民間企業として初めて、またアジアでも初の民間企業による月面着陸となる。

 ispaceは、地球と月が経済的に密接に結びつく「シスルナ経済圏」の構築に向け、高頻度かつ低コストな小型の月着陸船、および月面探査用ローバーを開発している。また、月の地下には水が氷の状態で豊富に眠っているとされており、その水を電気分解することでロケットの燃料とし、火星以遠を目指す宇宙船の燃料補給基地としても活用できる。

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