Googleは米国時間10月15日、検索エンジンの新機能を複数発表した。その1つが、頭にこびりついて離れない曲のメロディーをハミングするとその曲名を教えてくれるというものだ。
さらに、公園やレストランなどの混雑状況をライブアップデートで確認できるようになる。新しい拡張現実(AR)機能では、例えば自動車をバーチャルで見て回りながら購入できる。Googleはこれらの新機能を、あらかじめ録画された15日のオンラインイベントで発表した。
楽曲を見つけるツールでは、スマートフォンに向かって10~15秒間ほどハミングしたり口笛を吹いたりすると曲名を検索できる。ソフトウェアは人工知能(AI)を利用して、そのメロディーを楽曲のデータベースと照合する。Googleによると、歌い手が音痴でもうまく機能するという。
Googleはさらに、新たなアルゴリズムによって、検索語の綴りが間違っていても正しく読み取れる能力を飛躍的に高めたという。また、スマートフォンのカメラを利用して宿題を手伝ってくれる新ツールもある。たとえば、数学の問題集にある2次方程式にスマートフォンを向けると、問題の解き方をステップバイステップで教えてくれる。
Googleはまた、「Duplex」ソフトウェアを利用して、ローカル企業の登録情報を更新しているという。この技術は、気味が悪いくらい人間に似た話し方をするAIを利用して、自動で企業に電話をかける。Googleによると、Duplexを利用して企業の登録情報を2020年に300万件以上更新したという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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