FANTAS funding、マンション開発ファンドを組成--タイムラプス動画とVRパースで透明性を追求

 FANTAS technologyは10月15日、オンライン完結型の不動産投資型クラウドファンディング「FANTAS funding(ファンタスファンディング)」の第28回募集にて、東京・板橋区に2021年7月竣工予定の、「FANTAS development PJ 第1号」(以下、本プロジェクト)のマンション開発費用約1.5億円を、先着方式で募集すると発表した。募集期間は10月21日12時から10月23日15時までの予定。

VRパースイメージ画像
VRパースイメージ画像

 FANTAS fundingは、2018年10月のサービス開始から、計27回、112プロジェクトの募集を行い、累計で19億円超の資金調達を完了した。FANTAS technologyによると、これまでの募集では、平均3分程度で受付終了となり、顧客に対して十分な投資機会が提供できていないという課題があったという。

 本プロジェクトでは、最高額である約1.5億円の出資を募ることで、より多くの顧客へ投資機会を提供。ファンド募集時にVRパースで完成イメージを投資家と共有するとともに、施工の様子をタイムラプス動画で定期配信することで、投資の透明性向上を図る。配信は11月2日からで、月1、2回程度の更新を予定している。

 また、FANTAS fundingでは、FANTAS technologyがプロジェクトの一定割合を劣後出資することで、不動産価値の下落が生じても、劣後出資割合までの下落であれば、投資家の元本が守られる仕組みを構築している。今回の募集では、通例2割の劣後出資割合を7割まで引き上げることで、投資家の投資リスクを抑制した。

 FANTAS fundingは、今後の開発プロジェクトにおいても、劣後出資割合を5割以上とするとともに、施工動画配信を行う考えだ。

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