アップルは10月14日、iPhone 12シリーズ4機種を発表した。いずれも5Gに対応するほか、最新の「A14 Bionicチップ」を搭載。新たにコネクタ部分にマグネットプラグを採用したワイヤレス充電「MagSafe」も利用できる。また、前面は4倍向上した耐落下性能を持つ「Ceramic Shield」を搭載している。
ラインアップは、iPhone 11の後継となる6.1インチのSuper Retina XDRディスプレイを搭載した「iPhone 12」(8万5800円~)ほか、新たに“mini”というネーミングを採用した5.4インチSuper Retina XDRディスプレイ搭載の「iPhone 12 mini」(7万4800円~)が加わった。いずれもアルミニウムボディで、カラーはブラック、ホワイト、(PRODUCT)RED、グリーン、ブルーの5色。
iPhone 12 miniのサイズは、高さ131.5mm×幅64.2mm×厚さ7.4mm、重量は133g。第2世代のiPhone SE(高さ138.4mm×幅67.3mm×厚さ7.4mm、重量148g)よりも小さく軽い。iPhone 12のサイズは、高さ146.7mm×幅71.5mm×厚さ7.4mm、重量は162g。カメラは、デュアル12MPカメラシステム(超広角、広角)を搭載する。
iPhone 12シリーズは、ビデオ撮影の性能が8ビットから10ビットのHDRへと向上。映画スタジオで使われている規格、Dolby Visionによるビデオ撮影が可能になった。iPhone 12/miniは最大30fps、iPhone 12 Pro/Pro Maxは最大60fpsで撮影できる。
撮影したビデオは、iPhone上の写真アプリ、iMovie、Clipsを使ってその場で編集できる。Mac上で編集したい場合は、年内に登場する新しいFinal Cut Proが対応するという。
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