Appleが他社製のヘッドホンやワイヤレススピーカーの販売を停止しているようだ。Bloombergが米国時間10月5日に報じた。Appleは自社の新しいオーディオ製品の発売に向け準備を進めているという。
Appleは長きにわたりオーディオ業界におけるライバル会社、つまりSonosやBose Corporation、Logitechの製品を販売してきたが、Bloombergの報道によると、これらの製品は2020年9月末にAppleの公式サイトから姿を消し、Appleの店舗で働く販売員たちも製品を店の棚から片付けるよう指示を受けたという。
Appleが複数のオーバーイヤー型ヘッドホンの開発に取り組んでいるとみられる件については過去に報道があり、中にはフィットネス用のモデルや革製のような仕立てのプレミアムモデルもあるとされていた。交換可能なパーツを備えているとの予想もあり、イヤーカップなどを好みに応じて付け替えできる可能性があるという。
近く登場する可能性があると長くうわさされているデバイスの1つは、オーバーイヤーヘッドホン「AirPods Studio」だ。もし発売されるとしたら、Appleが2014年に30億ドルでBeats Electronicsを買収して以来、初めてAppleブランドのオーバーイヤー型ヘッドホンを発売することになる。
「AirPods Pro」のような他のハイエンドモデルのヘッドホンと同じく、AirPods Studioはノイズキャンセリングの機能と、外部音取り込みモードを持つ可能性がある。外聞音取り込みモードでは、周囲の音が聞こえるため、安全を確保したり、周りの状況を把握したりできるようになっている。
Appleにコメントを求めたが、現時点で回答は得られていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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