アップルの「ヘルスケア」アプリ、英国とカナダでも医療記録の集約が可能に

Dale Smith (CNET News) 翻訳校正: 佐藤卓 長谷睦 (ガリレオ)2020年10月08日 11時00分

 新たに英国とカナダの「iPhone」ユーザーが、自分のすべてのヘルスケア情報を1カ所にまとめて保管する機能を使えるようになった。この機能は米国では2018年から導入されているもので、複数の情報源からの医療記録を収集し、Appleの「ヘルスケア」アプリに集約できる。

「ヘルスケア」アプリ
提供:Jason Cipriani/CNET

 英国ではオックスフォード大学病院など、カナダではウィメンズカレッジ病院などがいち早くこの健康情報ネットワークに参加することを、Appleは米国時間10月7日付のプレスリリースで明らかにした。

 Appleによると、米国では500以上の医療機関がこの機能に対応し、1万1000カ所以上の施設が登録されている。同社はこの機能によって、患者が複数の機関から自分のヘルスケアデータを収集するのに要する時間や労力を減らそうとしている。今後数カ月間に英国とカナダでさらに多くの医療機関が参加する予定だという。

 Appleは10月13日にイベントを開催することを明らかにしており、ここでかねてうわさがあった5G対応の「iPhone 12」を発表するものとみられる。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]