AppleとEpic Gamesの間で繰り広げられているバトルロイヤルはまだ続く。米カリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所の判事は米国時間10月9日、訴訟が続く間、「フォートナイト」を「App Store」に復活させることをAppleに命じるよう求めるEpicの申し立てを却下した。一方で同地裁は、Epicが「Unreal Engine」の開発者アカウントをApp Storeで運用できるようにすることをAppleに命じた。
これはつまり、Appleが「フォートナイト」をApp Storeから締め出すのはよくてもUnreal Engineをブロックすることは許可しないという一時的な差し止め命令が、恒久的な措置になるということだ。
AppleとEpicの法廷闘争は続き、2021年5月に裁判が始まる。Epicは、すべてのアプリの売り上げに最大30%の手数料を課すAppleの規則は反競争的だと主張して、8月13日にAppleを提訴した。
これに先立ち、EpicはAppleの規則を破り、「フォートナイト」でEpicから直接ディスカウント価格でアイテムを購入できるようにした。Appleはこれを受けて同ゲームをApp Storeから削除していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」