Facebookは米国時間9月14日、メッセージアプリ「Messenger」でビデオ通話をしたり、ビデオ会議ツール「Messenger Rooms」を利用する際に、スマートフォン上で友人や家族と一緒に動画を視聴できる機能「Watch Together」を発表した。
新機能では、Facebookの動画ハブ「Facebook Watch」から動画や番組を選択して視聴できる。AndroidとiOS向けに今週から全世界で提供されるという。
Watch Togetherの発表は、新型コロナウイルスの感染拡大でFacebookに頼る人が増える中、同SNSが引き続き動画の強化に取り組んでいることを示すものだ。Facebookによると、Messengerによる1日のビデオ通話数は1億5000万件を超える。なおMessenger Roomsは最大50人が1度に参加できるのに対し、Messengerのビデオ通話は8人が上限だ。
Facebook Watchは短編動画も長編動画も視聴でき、サブスクリプション登録なしで利用できる動画ハブで、「YouTube」や「TikTok」などの人気動画アプリと競合している。
Facebookは3日、Facebook Watchの月間訪問者数が12億5000万人を超えたことを明らかにしていた。一方で、Zoomに対抗して4月に立ち上げたMessenger Roomsについては、利用者数を明らかにしていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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