Googleは、ソフトウェア開発会社であるPassportの協力により、駐車場の利用料金を「Google Maps(Googleマップ)」から直接支払えるようにした。まず、テキサス州オースチンの一部駐車場でこの決済サービスを開始し、順次サービスエリアを広げていく。
この決済サービスは、Passportの開発したソフトウェアを用い、Google Mapsと「Google Pay」を連携させることで可能になった。Android版およびiOS版のGoogle Mapsアプリ内から駐車料金を支払えるほか、ウェブページでも利用できる。Google Mapsのナビゲーション機能を使って目的地の駐車場に近づいた場合は、Google Payによる支払いオプションが自動表示される。
利用時は、画面の指示に従って自動車の各種情報、駐車する場所、予定している駐車時間などを入力する。後から駐車時間を延長することも可能。領収書は、登録した「Google Account」のメールアドレス宛に送られてくる。
料金の支払いをアプリなどで完結させると、駐車場を利用する際の利便性が向上するという。さらに、駐車場の決済機や駐車券に触れたりする必要がなくなり、感染症対策にもなるとしている。
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