Googleは米国時間9月3日、「Googleマップ」アプリで人工知能(AI)をどのように利用し、1日を通じて交通状況やユーザーが取るべき最良のルートを予測しているかを明らかにした。Googleによると、道路の長年にわたる過去の交通パターンを分析し、そのデータベースを現在の交通状況と組み合わせて予測を立てるという。
トラフィック予測の精度を向上させるため、Googleは先ごろ、Alphabet傘下のAI研究所であるDeepMindと提携した。Googleによると、すでに正確な予測の割合が97%を超えたという。また、ある方面で交通量が多くなりそうだという予測が出たら、アプリは交通量が少ない別のルートを自動的に見つけ出す。
さらに、新型コロナウイルスの影響で多くの人々が在宅勤務し、外出頻度が減っているため、モデルをアップデートして、直近の2~4週間の交通パターンを優先し、それ以前のパターンの優先度を下げたとGoogleは説明している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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