東京メトロ、MaaSアプリ「東京メトロ my!アプリ」を配信--JapanTaxiなどと連携

 東京地下鉄(東京メトロ)は8月27日、MaaS機能を実装したスマホアプリ「東京メトロ my!アプリ」を公開した。

タクシーやシェアサイクルなどと連携する東京メトロ my!アプリ
タクシーやシェアサイクルなどと連携する東京メトロ my!アプリ

 このアプリは、東京における大都市型MaaSの取り組み「my! 東京 MaaS」の一環として、従来の「東京メトロアプリ」を段階的にリニューアルし提供するもの。リアルタイムな運行情報や列車走行位置がより分かりやすくなるようデザインを刷新し、鉄道公式アプリとしてのニーズに応える。東京メトロ my!アプリは、従来のアプリと将来的に統合するとしている。

 また、大都市型MaaSの取り組みの一環として、従来のアプリには無かった機能を追加。鉄道やバス、タクシーやシェアサイクルを含む、マルチモーダルな経路検索に対応する。タクシーアプリ「JapanTaxi」「S.RIDE」、シェアサイクルサービス「HELLO CYCLING」「bike share service」と連携し、経路検索の結果を引き継いで各アプリを起動するなど、シームレスな連携機能を提供。列車が運転を見合わせた際に迂回経路を検索する機能も設ける。さらに将来的には、「ひと駅歩く検索」といった検索機能を実装するとしている。

経路検索画面からJapanTaxiやS.RIDEアプリにシームレスに遷移できる
経路検索画面からJapanTaxiやS.RIDEアプリにシームレスに遷移できる
シェアサイクルと連携した検索にも対応
シェアサイクルと連携した検索にも対応

 このほか、混雑の「見える化」に着手。東京メトロ全路線の列車内や、東京メトロ管理駅全171駅の改札口の混雑状況について、前週もしくは前々週の実績を、アプリで確認できる。また、銀座線の渋谷駅については、カメラ画像による改札口前のリアルタイムな流動情報も提供する。

 東京メトロでは、今後も東京メトロ my!アプリに「移動のしやすさの追求」「健康応援」「ビジネス加速」「東京を楽しむ」といった、様々な新機能を追加する予定としている。

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