Netflixが2021年、ダイアナ妃の人生を描く新しいブロードウェイミュージカル「Diana: A True Musical Story」の録画版を配信することが明らかになった。
ニューヨーク市のブロードウェイ劇場街は、市内の新型コロナウイルス感染が制御不能なまでに拡大した3月から休業しており、少なくとも2020年内は再開しないと予想されている。何カ月間にも及ぶブロードウェイの休業は、ニューヨークの演劇業界に壊滅的な打撃を与えている。
一方、7月にはNetflixと競合する「Disney+」で大ヒットミュージカル「Hamilton」の舞台をそのまま映像化したものが配信開始されたことで、舞台公演の録画版の配信は一躍脚光を浴びることとなった。Hamiltonの配信でDisney+の登録者数は急増し、調査会社7Park Dataは、7月にHamiltonを視聴したユーザーの割合が、Netflixが過去同月にリリースしたどの作品よりもはるかに高かったとの調査結果を公開した。
「Diana」の舞台版は、3月2日にプレビュー公演が開幕した。プレビュー公演とは、本演開幕日の前に、観客を入れて細部を調整しながら公演が行われる期間のこと。英国王室の一員として世界中の人々を魅了したウェールズ公妃ダイアナの物語であるこの作品は、3月末にロングエーカー劇場で開幕する予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、開幕日は2021年5月25日に延期された。
Netflixで配信する映像を録画するために、「Diana」はロングエーカー劇場でブロードウェイのオリジナルキャストによって演じられ、観客なしで録画された。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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