都市型フードデリバリーナンバーワンを目指す--シン、「Chompy(チョンピー)」を正式スタート - (page 3)

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顧客接点で店舗をエンパワーメントする仕組み作りも

 大きく3つある課題のうち、最後の「店舗エンパワーメント」はこれからの課題だ。

ユーザーと店舗が直接つながる仕組みも今後作っていく予定だ
ユーザーと店舗が直接つながる仕組みも今後作っていく予定だ

 「できるだけお客様とお店のつながりをダイレクトに作り、お店とユーザーが直接対話できる仕組みも作りたい。まだ機能は作り込めていないので、今後にご期待いただきたい」(大見社長)

サービス水準向上にも注力

 サービスレベルについても、「ベーシックなフードデリバリーとしてもかなり高い水準の配達時間、品質、カスタマーサポート品質もコミットする」と大見社長は語る。

サービス水準向上のための取り組み
サービス水準向上のための取り組み

 「クルー(配達員)と二人三脚でサービス作りをするために、約500人が参加するSlackワークスペースを作り、容器のトラブル報告など密な連携を取りながら進めている。配達員の質にこだわっており、配達時間の予実差もないようにコントロールしている。配達が速いから、ラーメンのジャンルの売り上げもすごく高い状況だ。事故の時の配達員の補償も、業界最高水準のものを用意している」(大見社長)

クルー(配達員)との関係性維持・向上にも努める
クルー(配達員)との関係性維持・向上にも努める

 オープンベータ期間中も事業好調で、「販促キャンペーンは行わずに友達招待だけでユーザー数2.5万人、加盟店400店舗を実現した。クーポンを使わずに利用したユーザーが増えており、着実に定着している。まだサービススタートしてから1年経過していないので推定値だが、年間にすると平均利用回数は12回。出前館の年間注文数と注文者数を計算すると9.5回だったので、それに対してもいい数値だ。米国の『DoorDash』(市場1位のフードデリバリーサービス)の週次リピート率が約10%で、われわれは15%弱という数値なので、すごくいいプロダクトに仕上がっていると思う」(大見社長)

オープンβサービスの成果
オープンβサービスの成果

都市型フードデリバリーNo.1を目指す

 スタート時は東京・渋谷を中心にしたエリア(エリア内世帯数は約10万世帯)で展開するが、今後は「マーケットシェアを獲得してドミナント(地域を独占すること)になるのを重視し、都市モデルができあがり次第、他の都市にも展開する」と大見社長は語る。

 「米国の市場を見ると、ドミナントになるのが結論だ。地域ごとに人口密度や飲食店密度など違うので、地域特性ごとに勝ちパターンを作るのが重要で、それを作ってから投資を得て広げていくのが効率的だ。1年で今の10倍に延ばせれば、No.1もしくはマスになれる。渋谷でNo.1になるためにはお店のラインアップを強化し、2つめはそれを安く届けること。3つめは店舗とユーザーをつなげることでやりがいを持ってもらうこと。今まで店舗獲得に注力していたので、これからは既存店舗と向き合い、他のデリバリーサービスと比較するのではない、加盟店のパートナーになることを目指す」(大見社長)

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