Microsoftのゲームストリーミングサービス「Mixer」が終了する。同社はユーザーに対し、Mixerのコミュニティを「Facebook Gaming」に移行すると伝えた。Microsoftが米国時間6月22日に発表した。「現在Microsoftと『Xbox』がゲーマーに提供したいと考えているビジョンや体験」にかなう成長をMixerが遂げるには時間がかかりすぎると判断したとしている。Mixerは7月22日に終了する予定だ。
Mixerのブログでは、「Facebookと協力し、MixerのコミュニティをFacebook Gamingに移行できるようにしている」と説明されている。
Microsoftはまた、「Xbox Game Pass」「Project xCloud」などの「Xbox」のエコシステムとFacebook Gamingをより緊密に連携できるようになるとしている。
調査会社のSensorTowerによれば、Mixerは2020年にAppleの「App Store」とGoogleの「Google Play」合わせておよそ340万回ダウンロードされたが、2019年と比べて23%減少している。累計では、世界全体で2100万回ダウンロードされたという。「Twitch」が2020年にモバイルデバイスにインストールされた回数は1億8800万回を超えており、2019年と比べて115%増加したとSensorTowerは推計している。
Facebook Gamingは現在「Android」デバイスでのみ利用可能になっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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