三菱地所のスタートアップ、「コリビング」形態の賃貸住宅5物件を順次開業

 三菱地所のスタートアップ企業であるHmlet Japan(ハムレット・ ジャパン)は6月17日、6月から8月にかけ、「コリビング」形態の賃貸住宅5物件を順次開業すると発表した。

左から、Hmlet 岩本町(1LDK)、Hmlet 千石(1K)、Hmlet 岩本町(1K)の内装イメージ
左から、Hmlet 岩本町(1LDK)、Hmlet 千石(1K)、Hmlet 岩本町(1K)の内装イメージ

  Hmlet Japanは、三菱地所がシンガポールのHmletと2019年に設立した、コリビング運営のスタートアップ企業。コリビングは、複数の人が住居と事務所スペースを共有しながら暮らす、コワーキングスペースとシェアハウスが一体化した施設で、20代から30代を中心に、ニューヨーク、ロンドン、シンガポール等の主要都市において普及しつつあるという。

 Hmlet Japanが運営するコリビングは、デザイン性の高い独立した住戸のほか、コミュニティ・ラウンジなどの共有スペースを備え、定期借家契約で1カ月から2年間の入居が可能だ。冷蔵庫、洗濯機、照明、ベッド、デスクなどの家具、家電付の住戸のほか、家具、家電なしの住戸も選択できる。

 新規開業する物件は、「Hmlet 岩本町」(東京・千代田区、18戸)、「Hmlet 千石」(東京・文京区、21戸)、「Hmlet 高田馬場」(東京・豊島区、39戸)、「Hmlet 原宿」(東京・渋谷区、32戸)、「Hmlet 三軒茶屋」(東京・世田谷区、58戸)の5物件。

 従来、専用アプリを通して提供してきた、入居後の清掃サービス等の手配や各種手続き、コミュニティ・マネジャーによる生活サポートに加え、今回、物件の内覧や入居申込み、初期費用の支払いなど、入居にかかる一連の手続きもオンライン化したことにより、入居前から入居後まで、オンラインでのサービス提供が実現した。

Hmlet のメンバー専用アプリ
Hmlet のメンバー専用アプリ

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