5月4日~5月10日のAppleに関連するCNET Japanのニュースをまとめた「今週のAppleニュース一気読み」。AppleはMacBook Pro 13インチモデルを刷新した。16インチモデル、そしてMacBook Airと同様に、Magic Keyboardを搭載し、ストレージ2倍に設定した。
今回のラインアップはプロセッサの電圧で2つに分かれている。旧来から存在していた15Wモデルは、第8世代クアッドコアIntel Core i5プロセッサのモデルは、256GBストレージ、8GBメモリを搭載し、13万4800円から。
今回目の玉となるのは、大幅な機能向上が期待できる第10世代クアッドコアを搭載したモデル。こちらは28Wで駆動し、2.0GHzクアッドコアIntel Core i5モデルは512GBストレージ、16GBメモリ搭載で18万8800円から。さらにCore i7モデルを選ぶことができる。※
これで、広範なMacラインアップの中で、2019年から2020年にかけてアップデートされていないのは、iMacのみとなる。
iMacは2012年に採用されたアルミニウムの薄型デザインを備える、ディスプレイ一体型のコンピュータで、いわばMacの原型とも言うべき存在だ。2017年にT2チップを搭載するiMac Proもラインアップされているが、主要ラインはMacで唯一、T2チップを搭載せず、旧来の内蔵ハードディスクを前提としたアーキテクチャを継続してきた。
例年6月にカリフォルニア州サンノゼで開催される世界開発者会議WWDCで、新しいiMacを発表するには絶好のタイミングと言える。加えて、Intelプラットホームを離れ、Appleが独自に設計するARMチップ、Aシリーズを採用するMac登場の情報もささやかれ始めている。
その点で、2020年のWWDCは重要な発表が行われる可能性があるが、新型コロナウイルスの現状を考えると、世界中からサンノゼに人を集めることは難しい。そこでAppleはオンライン開催をアナウンスしてきたが、具体的に6月22日から開催することを明らかにした。
アップル、13インチMac Book Pro刷新--Magic Keyboard搭載、ストレージ2倍で13万4800円から(5/4) アップル開発者会議「WWDC 2020」、6月22日よりオンラインで開催(5/6)AppleとGoogleは、新型コロナウイルス対策で様々な施策を打ち出しているが、世界のモバイルプラットホームのほぼ100%を占める両社が手を取り、濃厚接触を検出するアプリ開発に取り組んできた。
両社はアプリのサンプルコードを公開し、世界中の衛生当局によるアプリ開発を支援する体制が整った。より具体的に、どのように実装することができるのかを表すもので、オプトインする方法や、感染した人との接触を通知する設定方法が示された。
日本に限らず、欧州の一部でも、AppleとGoogleがプライバシー情報を持つことになるのではないか、との懸念がある。しかし両社は設計の段階からセキュリティ、プライバシーを念頭に作ることを明らかにしており、実際にもAppleやGoogleが情報を収集する仕組みとはならない。
Appleは近日公開するiOS 13.5で、濃厚接触検出アプリへの対応を実現する予定だ。
アップルとグーグル、新型コロナ濃厚接触者追跡アプリのサンプルコードなど公開(5/5) アップル、新型コロナ検査キット製造企業に10億円超を提供(5/8) 「iOS 13.5」、緊急通報時に病気やアレルギーの情報を自動送信できる新機能(5/7)<お詫びと訂正>
「MacBook Pro 13インチとしては初めてのTPD 28Wでの設計」と記載していた件に関しまして、以前から一部モデルで選択ができておりました。訂正してお詫び申し上げます(2020年5月18日)。
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