Microsoftは米国時間5月6日、2-in-1デバイスの新モデル「Surface Go 2」「Surface Book 3」と共に、ヘッドホンの新機種「Surface Headphones 2」を発表し、ワイヤレスイヤホン「Surface Earbuds」についても発売日を明らかにした(Earbudsは2019年10月に発表後、発売が延期されていた)。
Microsoftは、2019年秋のSurfaceのイベントでは、フルサイズでノイズキャンセリング機能を持つモデルであるHeadphones 2を披露しなかった。初代のモデルは発売からすでに1年半が経過しており、遅かれ早かれモデルチェンジがあるものとみられていた。
今回の発表で最も意外だったのは、両機種ともさらに手ごろな価格になったことだ。初代の「Surface Headphones」は350ドルで発売されたが、ここ数カ月は頻繁に割引されていた。そして今回発表されたHeadphones 2の価格は250ドルに設定された。一方のSurface Earbudsは発表時に、250ドルとされていたが、これが200ドルにまで引き下げられた。米国では両機種とも5月12日の発売を予定している(日本ではHeadphones 2が税込3万2428円で6月5日発売、Earbudsが税込2万3980円で5月12日発売の予定)。
では以下に両機種の注目ポイントを紹介しよう。
オーバーイヤー型でノイズキャンセリング機能を持つSurface Headphones 2のデザインは、初代モデルとほぼ変わりはない。だが、第2世代となった新モデルでは、本体色に初代のライトグレーに加え、マットブラックが追加された。イヤーカップ部分は180度回転するようになり、「首にかけている時の快適性が向上している」とのことだ。さらに、バッテリー持続時間も向上し(ノイズキャンセリング機能をオンにした場合の使用可能時間が最大で15時間から20時間になった)、音質も改善していると、Microsoftはうたっている。
Appleの「AirPods」の対抗商品としてMicrosoftが売り出すSurface Earbudsは、直感的なタッチ操作に対応した点が特徴だ。イベントでの発表時に、MicrosoftはSurface Earbudsの「臨場感に満ちた」Omnisonicサウンドや快適な装着感、タップとスワイプなどのジェスチャーでスマートフォンに触れることなくSpotifyのプレイリストにアクセスできる機能(Androidのみ)、60の言語に対応するリアルタイムの翻訳機能などをアピールしていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」