Facebookは米国時間4月2日、同社のメッセージサービス「Messenger」の新しいデスクトップアプリをリリースすると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大が始まってからMessengerの利用者が増加していることを受けたもの。
この新たなアプリは、より多くの人が自宅に待機し、ソーシャルディスタンシング(社会的距離の確保)に努める中で、ビデオ通話や音声通話の利用が急増していることへの、Facebookの対応の一例だ。
これによってFacebookは、「Zoom」、Appleの「FaceTime」、Googleの「ハングアウト」、Microsoft傘下の「Skype」といった他のビデオチャットサービスに対する競争力を強化できる可能性もある。Zoomは、ポルノ画像や嫌がらせによって会議の邪魔をするトロール(荒らし)行為が報告されるなど、セキュリティとプライバシーに関する多数の問題に直面している。
Facebookによると、デスクトップブラウザーからMessengerの音声通話やビデオ通話を利用するユーザーが、この1カ月間で100%以上増加したという。デスクトップアプリは、Microsoft StoreまたはMac App Storeからダウンロード可能だ。グループビデオ通話は無料で無制限に利用できる。デスクトップアプリは、ダークモード、GIF、通知を含めて、モバイルアプリと同じ機能を備える。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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