東和不動産は、東京都千代田区にトヨタグループ各社とベンチャー企業の交流拠点と位置付けるオフィス「axle(アクスル)御茶ノ水」を5月7日に開設予定。それに先立ち、メディア向けに施設内を公開した。
建物はもともとトヨタの社員寮・社宅として利用されていたもので、地上6階、地下1階建て。築50年以上という建物をリノベーションして活用する。次世代の新たな産業創出をコンセプトとし、主にトヨタグループを中心とした大手企業が入居する大区画から、ベンチャー企業向けの小区画まで、バリエーション豊富なオフィスが用意された施設となっている。
施設名にあるaxleは、車軸・心棒を意味する言葉で、出会いと交流を通じてここから新しい発想が生まれ、プロジェクトが次々に走り出すというサイクルが回り続ける施設を目指すという。
入居者や会員に向けては、コミュニティマネージャーによる入居者同士の交流のサポートや、メンターによる起業・事業成長などのアドバイスを受けることができるほか、コンサルティングサービスの窓口から専門家へ相談できること、トヨタグループとの接点を窓口として設けるなどのサポートが受けられるという。
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