リストは3月25日、同社の連結子会社であるリストインターナショナルリアルティ(以下、LIR)に、4月1日より、WealthParkの不動産オーナー向け資産管理・運用ソフトウェア「WealthPark」を導入すると発表した。
LIRは、ハワイに2拠点を構え、不動産売買の仲介から販売後の物件管理、売却の相談まで、ワンストップでサービスを展開している。
しかし、物件管理においては、管理担当者がメールや電話で問い合わせ対応や報告書提出を行っており、顧客と管理担当者双方が、メールや関連ファイルの管理を各自で行う手間や、管理担当者以外が対応することが難しいなどの問題があったという。
今回、これらの課題解決と、より良いサービスの提供のために、ハワイ不動産の管理ツールとして、WealthParkの導入を決定。4月1日以降順次、LIRが管理を受託しているハワイ不動産全てを、WealthPark上での管理に移行する。
顧客が実際にシステムを利用できるのは、4月中旬以降。WealthParkの導入により、資産情報の管理や、ポートフォリオの物件およびローン概要の確認、契約書や収支報告書の管理に加え、チャット上で顧客とのコミュニケーションが可能となる。
顧客はスマートフォンやPCなどから、不動産資産に関する情報を確認できる上、関連メールやデータを探す手間が軽減される。管理担当者にとっては、収支報告書の自動作成などにより、業務負荷の軽減も期待できる。
リストは今後、WealthParkについて、ハワイの不動産以外にも、国内の収益不動産への導入も検討している。
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