サイズ:Galaxy S20の6.2インチスクリーンからGalaxy S20+の6.7インチスクリーンに持ち替えるだけでも、筆者にはだいぶ違うと感じられる。S20+は確かに大きく、目の前に両方のモデルがあったら、NetflixやYouTubeで動画を見るならS20+に手が伸びるだろう。S20+の方が重いことは、言うまでもない。
バッテリー:Galaxy S20が4000mAh、Galaxy S20+が4500mAh。米CNETのラボによるテストはまだ終わっていないが、どちらも1回の充電で朝から夜まで持続する。スクリーンリフレッシュレートを1日中、デフォルトの60Hz設定ではなく120Hzに設定しているとバッテリー持続時間が短くなるので、夜の外出前には充電した方がいいだろう。
カメラ:Galaxy S20+は、暗所での撮影がクリアになるTime-of-Flightセンサーを搭載する。機能全体から見ると、重要な違いではない。
5G技術:気になるのはこの点だろう。まだリリース前のVerizonモデルを除けば、Galaxy S20でサポートされる5GはSub-6というタイプで、ピーク速度は低くなる。それでもダウンロード速度は4Gよりは高速になるが、ミリ波(mmWave)として知られる新しい技術の(理論上の)ピーク速度ほどではない。
どちらの技術にも長所と短所はあるが、Verizon以外のキャリアで最高速度の5G接続を使いたい場合、Galaxy S20+ならそれが手に入る。実際の速度は、自分の居住地でのネットワーク品質に大きく左右されることになるだろう。
もうひとつ:Galaxy S20+では、512GBのオプションも用意される。
サムスンは、Galaxy S20 Ultraの1億800万画素カメラと100倍ズーム機能で大きな話題を呼んだ。これらの機能はGalaxy S20 Ultra限定だが、それが有効だと感じた場面はごくまれだった。あれば便利な機能だが、なくても全く不自由はしない。
Galaxy S20とGalaxy S20+でも独自のカメラ機能があり、カタログ上はやや見劣りするものの、実際の有用性はほぼ変わらない。例えば6400万画素設定を有効にして、ある場面でより細かいディテールを撮影し、後からトリミングすることができる。それが、この機能の本当の目的で、近距離で何かを撮影してからトリミングすることにより、ディテールを保持する。これでズーム機能の代わりになるのだ。
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