Sansanは3月11日、クラウド名刺管理サービス「Sansan」について、新しく「オンライン名刺機能」ならびに「オンライン名刺交換機能」を追加することを発表。機能提供は6月を予定。Sansan ユーザーであれば基本機能として提供することを予定しているという。
Sansanユーザーは、Sansanの画面上からオンライン名刺のリンクを発行することができ、相手に送付できるようになる。自分の氏名やメールアドレス、社名や肩書だけではなく、Sansanに自身のプロフィール写真を登録していれば、その写真データも併せて送付できる。
送付相手は、受け取った名刺情報を自身の電話帳や、Sansanにインポートすることが可能。また、簡易な操作で自分の名刺情報を相手に送り返し、オンライン上での名刺交換を実施することも可能となっている。
同社では、テレワークなど場所にとらわれず働くことができる働き方が着目されている一方、現在においてはオンラインでの名刺交換の形は確立していないと指摘。名刺交換は、単なる紙媒体の交換ではなく、ビジネスの出会いの証であり、ビジネスにおける重要な体験という観点から、ビジネスのコンタクト先の交換だけではなく、コミュニケーションのきっかけとなっている名刺交換の体験を、テレワークやオンライン時代の働き方でも、その体験が損なわれないようにすることを、実装の背景としている。
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