古いカメラやレンズで記録できる画像には、独特の味があって魅力的だ。ただし、銀塩フィルムを装填し、撮影後に現像、焼き付けするとなると手間がかかってしまう。そのため、「Instant Magny 35」や「NONS SL42」のように、富士フイルムのインスタントカメラ「チェキ」用フィルムを使うアイデアが登場してきた。
今回は、中判カメラ「Hasselblad(ハッセルブラッド)」に装着可能なチェキ対応フィルムバック「Hasselback Portrait」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
Hasselback Portraitは、「Hasselblad V-System」シリーズのカメラと組み合わせて使う、チェキ用フィルム「Fujifilm Instax Mini」に対応したフィルムバック。フォーカシングスクリーンを上からのぞき込むHasselbladの撮影スタイルで、インスタント写真を撮ることができる。
Hasselbladに合わせたデザインを採用しており、純正フィルムバックを装着しているかのような見た目になるという。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間3月31日まで。記事執筆時点(日本時間3月5日16時30分)でキャンペーン期間は26日残っているが、すでに目標金額15万香港ドル(約207万円)の6倍を上回る約91万香港ドル(約1256万円)の資金を集めている。
Hasselback Portraitの紹介ビデオ(出典:Kickstarter)
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