シスコシステムズは2月21日、企業の事業継続計画(BCP)に対する昨今のニーズの高まりを踏まえ、その取り組みを支援するため、ウェブ会議システム「Cisco Webex Meetings」において、90日間無償ライセンスの提供を2月25日から開始すると発表した。
同ライセンスでは、保守および、サポートについて、原則として提供しないが、利用ガイド、オンラインヘルプ、無料のウェビナーにて利用方法、運用方法などを提供する。
同社によると、テレワークは従業員の生産性や満足度の向上、多様な働き方の推進につながる重要な取り組みであるとともに、オリンピックに向けた交通集中回避、さらには自然災害をはじめ、非常事態における企業の事業継続を確保する手段としても有効だという。
現在、感染症拡大が社会的な課題となるなかで、企業や組織のBCP対策の一環としてテレワークの実施が進展しつつあり、特に喫緊にテレワークを導入したい企業や組織を支援するため、90日間無償ライセンスの提供を開始することになったという。
なお、対象は日本国内の企業・組織としており、90日間を基本期間としているが、支援先の利用者より延長の申し出があった場合には、事情を考慮し、延長を認める場合もあるとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス